子育て中の妻へ言ってはいけないことばを考えてみた

みなさん、こんにちは。あけましておめでとうございます。2月に新年の挨拶がしたくて、日記を書くのを控えていました。・・・そんな強がりを言えるのも、きっとウェブログだからかしら。あと、挨拶に関係ないですが、ぼくは住宅ローンを10年以上の設定で借りています。(参考:2011-02-03)これについて特になんとも思っていません。水道料金を払うのにアレコレ悩まないのと同じです。強がりではありません(この頬をつたう液体は何?)。さて今回は、自称イクメンのぼくが、先日気になった記事を参考に考えてみました。


子育て中のママに言ってはいけない、旦那からの地雷ワード集
子育て中のママさんたちが、ダンナさんのどんな一言で腹を立てるのか?を集めた記事です。


たいへん興味深い切り口だと思いました。ぼくの妻(@kobeni)も子育て中なわけですが、ぼくだったら、何を言うと妻を怒らせちゃうかなあ、と考えさせられました。
そこで、なるたけ自分が言ってしまいそうなことを考えてみました。



「これだから3次元の嫁はダメなんだよ」
あきらかに、2次元の嫁との比較です。これはまずい。言ってはいけません。エロゲじゃないから大丈夫だもん、とか線引関係なく、まずいです。そういえば恋愛シュミレーションゲーム「ラブプラス」が3Dゲームでも発売されるらしいですよね。「それじゃ、小早川凛子がついに3次元嫁になってしまうのではないかなあ」と今から心配です。でもあれか。Nintendo 3DSは、手前に飛び出るというより奥行きを感じる見え方らしいから、まさに「奥さん」なのか。




いとうまゆ のほうが、いいね」
あきらかに、NHK教育番組「おかあさんといっしょ」のダンスのお姉さんとの比較です。3次元であろうと妻以外の女性への恋慕を露骨に表明してはまずい。たしかに、いとうまゆさんは魅力的です。ぼくが彼女に惹かれてしまうのは、あの躍動感あふれる健康的な肉体に対してです。とりわけ始終肩(四十肩ではない)を露出しているところがたまらない。ぼくはノースリーブ姿の女性に完全に弱いんです。うおおおおおおお。おい、ちょっと待て。プリントアウトレベルかもしれないが、このノースリーブ嗜好にも理由があるから聞いてくれ。それは、記憶を遡れば、Ζガンダムに登場するエマ・シーン中尉にたどりつくんだ。当時、リアル中学2年生だったぼくはエマ・シーン中尉に完全にヤられた。ティターンズを抜けてエゥーゴに参加して彼女は正解だ。制服が正解だからだ。ぼくが思うに、エマ・シーン中尉も制服がイカしているからエゥーゴに来たんじゃないかな。中学生って、あこがれの高校を制服で決めたりすることもあるじゃない。


おかあさんといっしょファミリーコンサート
参考画像(いとうまゆさん)

http://www.z-gundam.net/z3/chara/aeug.html#4
参考画像(エマ・シーン




「この女優さん、30越えてから劣化がはげしいなあ」
あきらかに、自分と同年代の活躍している人たちに対するコンプレックスの裏返しです・・・。自分が情けない青春時代をすごしていた頃、まばゆいばかりに輝いていたアイドルや女優さんたち。その彼女たちが年齢を重ねただけで、鬼の首をとったかのように主張するなんて、やっちゃいけません。それを聞いた妻(32)が「素敵!あなたの発言に慧眼したわ」なんてゼッタイ言ってくれません。あと、誉めてるつもりで「この女優さん、ぼくと同じ年の割に若いなあ」という逆クロス的な発言も悪印象度はほぼ変わりません。




(ブツブツ、小声で、聞き取れない)
「フランスのエッフェル塔の建築に反対していた人がいたんだよ。でも、その人の反対とか関係なく完成しちゃったんだよね。だって、いまあるじゃん。でね。その人さあ、エッフェル塔ができてから、ずっと塔の中にあるカフェに通い続けたんだって。おかしくない?建設に反対だったくせに、いざ建ったら入り浸るなんて。なんでだと思う(質問いれる!)。うーん、正解は、その人いわく『ここが、パリでいちばんエッフェル塔を見なくてすむところだからだ』だって。その人、クールだよね」。と、いうようなTumblrで流れてきた話を自慢げに話すのはやめましょう。あと、「その人、だれ?」ってモヤモヤさせるからやめましょう。




「インフルエンザにかかっちゃった・・・」
あきらかに、健康管理ができていません。子どもに感染にリスクが高まることを考慮すれば、妻からは「大丈夫?」なんて心配されるよりも「帰ってこないで」と言われてもしかたありません。




「息子の偏食を、クリティカルにソリューションできないかな?」
あきらかに、仕事モードから切り替えができていません。たしかに仕事と同じように、家庭内の行事は複合的な要因によって、重要度・緊急度がはげしく入れ替わり混迷をきわめます。だから、つい仕事での成功体験を導入しがちなのですが、うまくいく試しなどありません。とりわけ育児は、自分たちの努力だけではどうしょうもない要素が満載です。それに抗える理論などないのです。「よし、これからはソーシャル子育てだ!」とか盛り上げても、それ、ただの育児参加ですよね、ということです。さらに「もしドラ」に影響されて「真の顧客は、この息子だ!」と発見しても、泣いている幼児を抱っこする時間は短くなることはありません。




「遠慮するなよ。愚痴を聞けるのは、ぼくしかいないからね」
あきらかに、内心でとどめるべき心がけを口にしています。言わなきゃいいのに、です。




(ギャグになりきれてない)
「モノラン、モノラン、物足らん♪」って、小声で歌っていたら、「やめて」といわれました。あきらかに、嫌がられました。




「きみのブックマークコメントに、スター5個ついているぞ」
あきらかに、家庭内なのにソーシャル経由しすぎです。あと、スターの数は自分で数えるほうが嬉しいものです。




(言い間違えてしまう)
「そのオツム、捨てておいて」とか。




(自分で言わずに、子どもに言わせる)
「ママの顔、おかしいねえ」とか言わせてみると、楽しいねえ。




オフサイド、っていうのはさあ・・・」
あきらかに、サッカーに興味がない妻が「だいたいオフサイドとか意味わからないし」と、単に牽制目的で言っただけの事柄に対して、マジ解説しはじめちゃダメです。





・ ・・というようなかんじで、今年もいきたいと思います。


最後に、ちょっとマジレスモードで考えたのですが、ほんとうに言ってはいけないことばなんてないと思っています。長い月日を共に暮らす夫婦なんですから、言いたいことはいったほうがいい。それで、もし相手を傷つけることになってしまったら、その時はまたことばを考えてみるのがいいんじゃないかな、と思いました。考えずに「これはNGワードだろ」と口を閉ざすことのほうがカンタンなのでしょうけどもね。